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外観

全自動血圧計(アームイン式血圧計)

全自動血圧計

全自動血圧計は、腕を装置に入れるだけで、カフ(帯)の巻き付けから加圧、測定までをすべて自動で行う装置です。診察前のスクリーニングや、日々の血圧管理の指標となる数値を客観的に測定するために使用します。

このような診断・症状の際に使用が検討されます

健康診断で血圧が高いと指摘された方や、高血圧症の治療中の方の経過観察に使用します。

健康診断・診察での判定基準

  • 高血圧:診察室での測定値が140/90mmHg以上の場合。
  • 正常高値血圧:120/80mmHg〜139/89mmHgの範囲(将来的に高血圧へ移行する可能性があるため、注意深い観察が推奨されます)。

関連する病名・状態

  • 本態性高血圧症:生活習慣や体質による血圧上昇。
  • 白衣高血圧:医療機関で緊張してしまい、一時的に数値が上がる状態。
  • 仮面高血圧:診察室では正常だが、家庭や職場では高い状態(これらを見分けるために、複数回の測定データが必要になります)。

主な自覚症状

頭痛、めまい、肩こり、動悸、のぼせ感など(ただし、高血圧は自覚症状がないまま進行することが多いため、数値での確認が重要です)。

装置の仕組みと検査の目的

  • オシロメトリック法:カフで腕を圧迫し、そこから空気を抜いていく際に発生する「血管壁の振動(脈波)」をセンサーで感知して、最高血圧と最低血圧を算出します。
  • 測定の客観化:誰が測っても同じ条件でカフが巻かれるため、測定者による誤差を少なくし、安定したデータを得ることが目的です。
  • 循環動態の把握:心臓が血液を送り出す力と、血管の抵抗力を数値化することで、心血管系への負担度を評価する指標とします。

検査の具体的な進め方

  • 準備:測定前は5分程度座って安静にします。背もたれに背を預け、足は組まずにリラックスしてください。
  • 装着:装置の穴に腕を通します。肘の関節が装置の奥までしっかり入っていることを確認してください。
  • 測定:「開始」ボタンを押すと、カフが自動で締まります。測定中は、「お喋りをしない」「動かない」「深く呼吸を整える」ことが正確に測るコツです。
  • 結果:測定終了後、最高血圧、最低血圧、脈拍数が印字された用紙が出てきます。

安全上の確認事項

  • 服装の注意:厚手のセーターや、腕まくりをして腕を圧迫した状態では正確に測れません。薄手のシャツ一枚程度か、腕まくりをせずに測定するのが理想的です。
  • 腕の高さ:腕を通す位置が「心臓の高さ」と同じになるよう、椅子の高さを調整してください。
  • 不整脈の影響:脈が不規則(心房細動など)な場合、装置がエラーを表示したり、数値が不安定になったりすることがあります。その場合は医師や看護師が手動で再測定を行います。
  • 測定を控えるべき部位:透析用のシャントがある腕、乳がん手術後のリンパ浮腫がある側の腕などは、圧迫を避ける必要があります。必ず反対側の腕で測定してください。