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外観

ドロップスクリーン(アレルギー検査装置)

ドロップスクリーン(アレルギー検査装置)

ドロップスクリーンは、指先から採取した微量の血液を用いて、花粉、ダニ、食物など39種類のアレルゲン(アレルギーの原因物質)を同時に測定する装置です。

このような診断・症状の際に使用が検討されます

日常的なアレルギー症状の原因を特定したい場合や、健康診断等でアレルギーの可能性を指摘された際に使用します。

主な自覚症状

  • 鼻の症状:繰り返すくしゃみ、鼻水、鼻詰まり(アレルギー性鼻炎の疑い)。
  • 目の症状:目の痒み、充血、涙目(アレルギー性結膜炎の疑い)。
  • 皮膚の症状:原因不明の湿疹、痒み、肌荒れ(アトピー性皮膚炎や蕁麻疹の疑い)。
  • 呼吸器の症状:ゼーゼーする咳、息苦しさ(気管支喘息の疑い)。

検査の検討が必要なケース

  • 特定の季節や特定の場所、あるいは特定の食べ物を摂取した際に体調の変化を感じる場合。
  • これまでアレルギー検査を受けたことがなく、自分の体質(何に対して反応しやすいか)を把握しておきたい場合。

装置の仕組みと検査の目的

  • マイクロチップ技術:装置内部の小さなチップの中で、血液と41種類のアレルゲンを反応させます。ごく少量の血液(約20μL=しずく一滴分)で解析が可能な最先端の仕組みです。
  • 41項目の同時判定:吸入系(スギ、ヒノキ、ダニ、犬、猫など)から食物系(卵、牛乳、小麦、エビ、カニなど)まで、生活に密着した項目を一度に網羅することを目的としています。
  • 原因の視覚化:どのアレルゲンに対して、どの程度の反応(クラス分類)があるかを数値化し、日常生活で何を避けるべきか、どのような対策を立てるべきかの客観的な指標を得るために行います。

検査の具体的な進め方

  • 採血:指先を専用の細い針でチクッと刺し、小さなスタンプを押すような感覚で少量の血液を採取します。腕からの静脈採血は行いません。
  • 測定:採取した血液を装置にセットし、全自動で解析を開始します。
  • 所要時間:測定開始から結果が出るまで約30分です。
  • 結果説明:院内検査のため、受診当日に結果のレポートをお渡しし、医師から今後のアドバイスを行うことが可能です(※混雑状況により、説明が後日になる場合もあります)。

安全上の確認事項

  • 痛みについて:指先への穿刺の際、一瞬チクッとした痛みがありますが、通常の注射器による採血に比べると心理的・身体的負担は非常に小さいものです。
  • お子様への対応:じっとしているのが難しい小さなお子様でも、短時間で採血が終わるため適しています。
  • 検査の限界:この検査はスクリーニング(ふるい分け)を目的としています。結果が「陽性」であっても、必ずしもその物質で症状が出るとは限りません(逆も同様です)。最終的な診断は、検査結果と実際の症状を照らし合わせて医師が行います。
  • 重度の症状がある場合:食物アレルギーなどでアナフィラキシーなどの強い症状が疑われる場合は、より詳細な血液検査や専門医への紹介を検討することがあります。